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マジソンダンス


「はなればなれに」Jean-Luc Godard





「勝手にしやがれ」「はなればなれに」「気狂いピエロ」・・・・・
アンナ・カリーナすごいかわいいい
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by kachinas | 2010-03-28 14:15
絶対の貨幣


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〈モンタージュは心臓の鼓動である〉
〈映画とは一度も結びつかなかった 二つのものを結びつける どこか別の場所〉 

ゴダールの両手が映画のなかで
叩いているタイプライターの音が
ジャニスジョプリンの叫び声とかさなって
ずっと耳にのこっている

ゴダールの〈映画史〉という映画は活火山の湖のようだ
地下のほうで何かがぷすぷすぷすぷす燃えていて
湖にいろいろな情景をうつしとりながら
泡がぷくぷく浮かんだりしずんだりしている

アンナカリーナ・ジュリエッタマシーナ・ジャニスジョプリン・
モニカビッティ・アンヌビアゼムスキー・・・・・
エミリー・ディキンソン・エズラ・パウンド・ジュルジョ・バタイユ
モーリス・ブランショ・ホルへルイス・ボルヘス・・・・
古今の膨大な映画の数々と殺戮の歴史
死体や裸体や性や歴史や哲学や文学や音や絵画の断片が
泡のように一瞬うかんではきえてゆく
夥しく引用され連なり通過してゆくイメージの織物 
その異質な断片と断片を繋ぐモンタージュの不思議は
きっと〈どこか別の場所〉への旅のような作業だろうか

やっぱり映画は「さよならだけが人生さ」のようだ

お茶の水にあるアテネフランセ
というフランス語の学校に
映画を見にきたのは何年ぶりだろう
30年ぐらい前にたしかやっぱりここで
ゴダールの〈小さな兵隊〉をみたような気がする
四階までの階段もなつかしい
五時間のながい映画がおわって外にでたら
固いつぶつぶの雨が降っていた
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by kachinas | 2010-03-28 09:57
カリメラ



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ひとりの子供が
赤い毛布〈けっと〉にくるまつて
しきりにカリメラのことを考へながら
大きな象の頭のかたちをした
雪丘の裾を
せかせかうちの方へ急いで居りました。

〈そら、新聞紙をとがったかたちに巻いて
ふうふうと吹くと、炭からまるで青火が燃える
ぼくはカリメラ鍋に赤砂糖を一つまみ入れて
それからザラメを一つまみ入れる
水をたして、あとはくつくつくつと煮るんだ〉

ほんたうにもう一生けん命
こどもはカリメラのことを考へながら
うちの方へ急いでゐました

         水仙月の四日 宮沢賢治
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by kachinas | 2010-03-26 07:30
テナシ族




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雑司ヶ谷の鬼子母神の境内の手創り市で
三角の帽子のテナシ族の少女の木片ブローチを見ていたら
つぎつぎに欲しくなって六コも大人買いしてしまった
立って売っている木片作家のおじさんも
フェリーニの古い映画とかにぽつんとでてきて
遠くのほうまで笛とか吹いていそうな感じで
なんだかなつかしい

ウインターボーイの略で
wibo(ウイボー)という名前のブローチらしい
ということは少女じゃなくてもしかして少年なのかも
グリム童話の手ナシ娘ともかんけいあるのかな

近くの工房に戻ってお弁当をみんなで食べながらも
やっぱり赤いマントのwiboバッジと
犬みたいな猫みたいなヘンテコなウサギのことが
気になって鼻水まででてきてしまった

午後からやらなければならない素焼きの作業もあるのに
大人買い三人組は‘’さっと行ってさっと買って戻ってこようね‘’
とか言いながら鬼子母神の境内へと
またノコノコでかけたのだった

三人ならんでまた山羊やら鳥やらギターやらロボットやら兎やら
色ちがいのwibo(ウイボー)たちをひとしきりジッと見てから
やっぱりヘンテコなウサギを袋にいれてもらった


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by kachinas | 2010-03-23 17:10
猫背



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きのうの夢のなかにバナナマンの日村さんに
そっくりな女の人がでてきた
ライトバンみたいな車に乗っていた
小龍包をふたりで食べた
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by kachinas | 2010-03-13 19:20
ナシ族


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ちいさい粒の淡水パールのくびかざり
留金部分のプレートに
刻ってもらう文字は10文字まで
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by kachinas | 2010-03-08 11:46
ひなまつり


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ことしはひさしぶりに
おしいれの奥のほうにしまってあった
お雛様をひっぱりだしてきて飾った
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by kachinas | 2010-03-03 15:21


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このところなぜだか兎のことが気になっていて
絵に描いたり布で作ったり粘土で焼いたり
ビニールの兎をふくらましたり
とりとめもなくだらだらしている

箱根の金時山へ登った帰りに立ち寄った
美術館で買った絵葉書の兎の埴輪を
じっと見てるとがんじょうな馬みたいだ
筒状のふとい足ですくっと立っているし

やっぱりこれは兎じゃなくて馬だ
古墳時代の人はもういない
兎の埴輪は何千年ものあいだちゃんとしてた
だから「馬」らしいけど「兎」と
思いこむことにした

鳥の嘴みたいなかたちの
花粉症の白いマスクをして
赤土の粘土のかたまりを手にもって
絵葉書の埴輪とそっくりな「兎」を
つくろうと挑戦するも
やればやるほど似ても似つかない
塊になっていく
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by kachinas | 2010-03-03 15:14
はる



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お天気がよかったので
修理にだしていた自転車をとりに行って
駒場の民芸館をのぞいた
  
韓国や日本や中国の古い壷や鉢や絵皿を見るのはひさしぶり
小舟のうえでおじいさんがのんびり魚釣りをしている絵皿
中国の明時代の大皿ははじめて見たかも

企画展は「籠や蓑の編み・組みの手技」展
アメリカ先住民のバスケットや手箒なんかもあったり
魅力的な展示でした3月22日まで

民芸館のそばの東京大学のなかも
あちこち梅がさいている
廃屋みたいな石づくりのチャペルとか
東大美術博物館とかを見て歩く

メタセコイアが繁茂して
森のようになっているらしい駒場池には
その日は行かなかった
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by kachinas | 2010-03-03 14:33